広報裏側(広報3月号)
家庭ごみ収集量15.4%減量!
選別収集開始から5ヶ月が経ち、燃やせるごみ・燃やせないごみが大幅に減少しています。一方で資源物は増加傾向にあります。これらの結果は町民のみなさんの選別収集へのご理解・ご協力があってのことです。
ここでは広報あいづみさと2021年3月号に掲載した「ごみについて考えよう」でお伝えできなかった情報の詳細等についてお伝えします。
燃やせるごみ・燃やせないごみの収集量の比較
上記のグラフと表を見ると「燃やせるごみ」が14.5%、「燃やせないごみ」は23.8%、それぞれ減少しています。
資源物回収量の比較
「燃やせるごみ」、「燃やせないごみ」の減少に伴い、「資源物」の回収量が25.2%と大幅に増加しています。これは今まで、びんやペットボトルなどの資源物が燃やせるごみ、燃やせないごみとして出されていたことが予想されます。
プラ製容器包装の推移(各年10月~1月)
上記の資源物の中でも「プラ製容器包装」の資源化が進み、回収量が急増しています。「プラ製容器包装」とはペットボトルのラベルやお菓子が入った袋などが該当します。これらの回収量増加は、分別の浸透化に加え、新型コロナウイルス感染症対策による外出自粛などの巣ごもり需要で、プラ製容器包装が大量に消費されたことも要因の一つと考えられます。
もし、分別がされていなかったらこの増加分が「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」として出されていた可能性もあります。
プラ製容器包装は、身近なものに多く使用されていることから今後も適正な分別を推進していきます。
その他の資源物
その他の資源物についても、選別収集により回収量、増減率は増加しています。特に衣類においては資源ごみでの収集を促進し、約40倍の数量を回収しています。
リサイクル率
「リサイクル率」は町が重要視している数値の一つです。家庭ごみの総排出量に占める資源物の割合であるリサイクル率は、令和2年度に入ってから右肩上がりで上昇しています。令和3年1月のリサイクル率は今年度含め、過去最高の数値を記録しています。
更なるごみの減量を目指して
選別取集が始まり、ごみの減量化は進んできました。しかし、更なる定着を目指し取り組んでいく必要があると考えています。今後は更なる定着を図るためにリアルタイムな情報発信や出前講座を通した住民説明会等を行っていく予定です。今後もみなさんのご協力よろしくお願いします。
更新日:2023年05月15日