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病害虫(アメリカシロヒトリ)の駆除について

更新日:2023年06月01日

病害虫であるアメリカシロヒトリにおいて、被害の拡大を防ぐためには、早期の発見と駆除がとても大切です。

各自治区やご家庭で自主的に取組み、会津美里町の美しい緑を守れるようにご協力をお願いします。

アメリカシロヒトリとは

ヒトリガ科に属する白い小型の蛾で、100種類以上の樹木の葉を食害し、特に桜、プラタナスなどの落葉樹を好みます。また、繁殖力が非常に強く、1匹で700から1,000個ほど産卵して、約1週間でふ化します。幼虫は年2回巣網を張って集団で植物を食い荒らし、そのまま放置すると周囲の樹木まで丸坊主になってしまいます。

緑の葉の上にいるアメリカシロヒトリの幼虫の写真

アメリカシロヒトリの幼虫

アメリカシロヒトリに食い荒らされた樹木の写真

アメリカシロヒトリによる食害

発生時期

気象条件等によっても変わりますが、通常、6月上旬(早ければ5月)から7月中旬(一化期)と8月上旬から9月中旬(二化期)の年2回発生します。

駆除方法

アメシロの効果的な防除方法は「剪定による防除」または「薬剤による防除」です。

幼虫は、卵から生まれた当初は密集してクモの巣状の白い巣網を作ります。生まれてから約1週間から10日で体長1.5センチメートル位になり、巣から離れてしまうので、分散する前に高枝切りバサミ等で枝葉を切り取る方法が最も効果的です。

個人でアメシロの防除を行う場合は発生時期に合わせて樹木を見回り、上記の発生初期にできるクモの巣状の白い巣網を見つけて、枝葉ごと切り取り踏みつぶす方法が最も効果的です。それらの枝葉は、透明もしくは半透明の袋に入れて燃やせるごみとしてだしてください。

巣から分散してしまった場合は、防除薬剤を散布してください。詳細は、農薬販売店などにお尋ねください。なお、防除薬剤を散布するときは、飛散に注意し、人や動物、作物、洗濯物などに危害を及ぼさないように気をつけてください。また、近隣の迷惑にならないようにしてください。自分で駆除をおこなうことができないときは、専門業者(害虫駆除)へ依頼してください。

防除機器と高枝切りバサミの貸し出しについて

各ご家庭等のアメシロの防除、駆除は所有者の責任であり、町では町有地以外での駆除はおこなっておりません。

町では、町民税務課、本郷支所、新鶴支所において、個人又は行政区向けに高枝切りバサミの貸し出しを行っております。本数に限りがありますので、事前にお電話等でご確認ください。

また、アメシロが分散し、行政区で一斉に駆除をおこなう必要がある場合、防除機器の貸し出しもおこなっております。ご利用の場合は、行政区長を通してお申し込みください。防除機器は台数に限りがありますので、原則、申請を受付けた順に優先で貸し出しますので、ご了承ください。

アメリカシロヒトリ用防除機器(車載型)

アメリカシロヒトリ用防除機器(車載型)

高枝切りバサミ

高枝切りバサミ

関連ファイル

この記事に関するお問い合わせ先

町民税務課 生活環境係
〒969-6292 福島県大沼郡会津美里町字新布才地1番地
電話:0242-55-1166
ファックス:0242-55-0187
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