行政評価の概要
行政評価とは?
行政の仕事は、予算を決め、それに基づいて仕事を行い、また来年度の予算を決めるという、いわゆる「計画」と「実施」の繰り返しを行なう流れが一般的となっていますが、より効果的、効率的に仕事をするために、「計画(Plan)」 → 「実施(Do)」の次に「評価(Check)」と「改善(Action)」という視点を取り入れ(=「PDCAサイクル」)、この流れを循環させることにより、高い成果が出る仕組みを作ろうというのが行政評価の基本となる考え方であり、「評価」と「改善」の部分をきちんとシステム化するのが行政評価システムです。
行政評価のサイクル(PDCAサイクル)のイメージ

何のために評価するの?
本町では、地方分権の進展など地方自治体を取り巻く環境の変化に対応するため、行政評価を導入することで、事務事業の改革改善や職員の意識改革などを推進し、効果的で効率的な行政運営の確立を目指しています。
環境の変化と行政評価の必要性

評価の対象は?
本町では、町の最上位計画である総合計画における将来像実現のため、「政策」・「施策」・「事務事業」という三層構造で、相互に「目的」―「手段」の関係を持ちながら政策体系を形成しています。その中で、「施策」・「事務事業」レベルでの評価を実施しています。
行政評価の対象

事務事業評価(事後)とは?
事務事業評価(事後)とは、各課が行っている事務事業について、どの施策に結びついているか(上位の目的)を整理したうえで、目的・成果指標や活動内容等を示し、その結果を「目的妥当性」「有効性」「効率性」「公共性」の観点で評価し、今後の方向性を明らかにすることをいいます。
事務事業評価(事後評価)では、評価を行う年度(以下「評価実施年度」という。)の前年度(以下「評価対象年度」という。)に実施した事務事業を対象として、評価を行います。
施策評価とは?
施策評価とは、会津美里町総合計画の政策体系に規定された施策について、成果指標の実績値を示し、施策の目的がどの程度達成されているのかを振り返って評価し、次年度のまちづくりの方向性を明らかにすることをいいます。施策評価は、施策主管課長が行います。また、施策評価では、評価対象年度の取り組みを受けて、評価実施年度に評価を行います。
更新日:2023年05月02日