熱中症にご注意ください!

更新日:2025年05月02日

熱中症とは、高温多湿な環境下で、発汗による体温調節等が うまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をさします。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、 体調の変化に気をつけるとともに、 周囲にも気を配り、 熱中症による健康被害を防ぎましょう。

暑熱順化について

暑熱順化とは体を暑さに慣れさせることで、熱中症のリスクを減らす対策のことです。

運動や入浴をして、汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。

特に、高齢者は、「暑い」と感じにくく、汗をかきにくいことから、体温調節が鈍るので注意が必要です。

体が暑さに慣れる暑熱順化は2週間程度必要です。今から取り組んで急な暑さに備えましょう。

暑熱順化の効果的な方法

体を暑さに慣れさせることや汗をかいて体温調整ができることが重要なため、実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。

屋内では

  • 室内では、筋トレやストレッチで軽く汗をかくことができます。運動時の室内の温度に注意し暑すぎたり、水分や塩分が不足しないようにしましょう。目安としては、時間は1回30分程度。頻度としては、週5回から毎日程度です。
  • 湯船にお湯を張って入浴しましょう。入浴の前後に十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくと良いでしょう。

屋外では

外出時にできるだけ階段を使用するなど、意識して少し汗をかくような動きをしましょう。

その日の体調や気温などの変化に注意し、水分や塩分の適宜補給を忘れずにしましょう。目安としては、ウォーキングの場合は、1回30分程度です。頻度としては、週5日程度です。

熱中症の予防

熱中症を防ぐためには、それぞれの場所に応じた対策を取ることが重要です。

暑さを避ける、身を守る

屋内では

  • エアコン等で温度を調節
  • 遮光カーテン、すだれを利用
  • 室温をこまめに確認
  • 熱中症の危険度を判断する暑さ指数も参考に

屋外では

  • 日傘や帽子の着用
  • 日陰の利用、こまめな休憩
  • 天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える

からだの蓄熱を避けるために

  • 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
  • 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす

こまめに水分を補給する

室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分を補給しましょう

熱中症予防のために

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健康ふくし課 健康増進係
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