ブロック塀等の安全対策について
近年、大きな地震が相次いで発生しております。福島県では、既設のブロック塀を所有されている方に対し、安全点検を実施するよう呼びかけております。チェックポイントは以下のとおりですので、まだ点検がお済みでない方につきましては、早めの点検をお願いします。また、点検の結果、危険性が確認された場合は、速やかな注意表示や補修・撤去等をお願いします。
チェックポイント
- 壁は高すぎないか
壁の高さは地盤から2.2メートル以下か。 - 壁の厚さは十分か
壁の厚さは10センチメートル以上か(壁の高さが2メートル超2.2メートル以下の場合は15センチメートル以上)。 - 控え壁はあるか(壁の高さが1.2メートル超の場合)
壁の長さ3.4メートル以下ごとに、壁の高さの1/5以上突出した控え壁があるか。 - 基礎があるか
コンクリートの基礎があるか。 - 塀は健全か
塀に傾き、ひび割れはないか。 - 塀に鉄筋は入っているか<工務店等の専門家に相談しましょう>
- 塀の中に直径9ミリメートル以上の鉄筋が、縦横とも80センチメートル間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂上部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。
- 基礎の根入れ深さは30センチメートル以上か(塀の高さが1.2メートル超の場合)。
組積造(れんが造、石造、鉄筋のないブロック造)の塀の場合
- 塀の高さは地盤から1.2メートル以下か。
- 塀の厚さは十分か。
- 塀の長さ4メートル以下ごとに、塀の厚さの1.5倍以上突出した控え壁があるか。
- 基礎があるか。
- 塀に傾き、ひび割れはないか。
- 基礎の根入れ深さは20センチメートル以上か<工務店等の専門家に相談しましょう>。
(県の下記ホームページに関連情報が掲載されていますので、合わせてご確認ください。)
更新日:2023年05月11日