現在の位置

神社仏閣

更新日:2023年05月09日

会津美里町は仏都会津を彷彿とさせる古刹・名刹や、会津の地名発祥と縁深い伊佐須美神社など、数多くの神社仏閣があります。

普門山 弘安寺(中田観音)

「中田の観音様」として多くの人々の信仰を集めています。弘安2年(1179年)の開基とされる由緒ある寺院です。本尊の十一面観音像は、悲恋の末、若くして亡くなった娘・常姫を弔うため、高田佐布川の江川長者夫妻が造らせたものとされています。

観音堂には、抱きつき柱があり、信心の方が抱きつくと念願がかなうといわれ、また、死の床についても苦しまずにコロリと往生できるといわれています。

十一面観音菩薩及び両脇侍立像、弁天堂が国指定重要文化財となっています。

会津三十三観音第30番札所です。

雷電山 法用寺

会津で最も古い天台宗の名刹です。養老4年(702年)に得道上人によって建立されました。その後火災に遭い焼失しますが、徳一大師によって再建されたとされたと言われています。修験道の隆盛にともない、33の坊も存在していたとされ、大きな勢力をもっていたことがうかがえます。数多くの文化財を有しています。境内の会津五桜のひとつ虎の尾桜も見どころです。

観光ガイドによる説明も行っております。

お問合せ

会津美里町本郷インフォメーションセンター 電話番号:0242-56-4637

法用寺三重塔(県指定重要文化財)

安永9年(1780年)に完成された塔で、屋根の逓減率(初重から三重までの屋根の大きさの差)が少ない点や、相輪まで含めると20メートルを超す高さがあることなどから、県内にある三塔の中でも最も美しい塔といえます。

会津で唯一残存する三重塔です。

法用寺観音堂のとなりに建っています。

木造金剛力士像(国指定重要文化財)

法用寺観音堂への入口となる仁王門へ安置されていた木造金剛力士像は、平安後期の作とされています。

両像とも高さ2メートルを超える巨像ですが、頭部から足先までケヤキ一木から掘り出されています。

現在は、法用寺観音堂内に安置されています。

法幢寺

浄土宗の古刹で、「会津の善光寺様」と親しまれています。本尊の銅像の阿弥陀如来(あみだにょらい)と両脇侍立像(りょうわきじりゅうぞう)は、飛鳥の名残を留めた鎌倉時代のもので国重要文化財(阿弥陀三尊立像)に指定されています。

龍興寺

天海大僧正(てんかいだいそうじょう)が出家した天台宗の名刹(めいさつ)です。寺に伝わる「一字蓮台法華経(いちじれんだいほけきょう)」は、福島県内に3つしかない国宝の1つで、書き終えるまで280年を要したといわれています。
龍興寺は、嘉祥元年(848年)慈覚大師によって開山され、本尊を阿弥陀如来(あみだにょらい)とされています。建物の跡の土中から千体観音が掘り出され、寺内に奉安されていますが、この仏体の基礎供養として建立され、当時の人々の崇敬の深さと隆盛を極めた寺院であったと史実書籍等にも記されています。

境内には、7月上旬に古代蓮の咲き誇る蓮池「華芳園(かほうえん)」や三十三観音番外の浮身観音堂、会津五色不動尊のひとつ「離悩赤不動尊(りのうあかふどうそん)」があります。

清龍寺文殊堂

日本三大文殊のひとつ「筆の文殊」として、多くの人々の信仰を集めています。
学問の仏様として名高い清龍寺の文殊祭は毎年2月25日に行なわれています。この日は、県内外から学問成就・技芸上達・合格祈願などを祈る人々で境内が埋め尽くされます。

境内の知恵桜は樹齢200年以上のベニヒガンサクラで、4月下旬に見頃をむかえます。

陶祖廟

陶祖廟は、白亜の土蔵造りで、正面には国産陶磁器の創業者である水野源左衛門と佐藤伊兵衛の位牌が安置されています。野出蕉雨の画と片桐喜翁の撰文が添えてありましたが、大正5年の大火で全焼しました。廟宇は大正6年10月に再建されたものです。

常福院薬師堂(田子薬師堂)

常福院薬師堂は、田子重兵衛道宥法印の開山と伝えられることから、通称 田子薬師堂とも呼ばれています。唐様建築の特色が現れる堂は、貴重な建造物として、国の重要文化財に指定されています。
堂内には、本尊である木造田子薬師如来坐像が祀られており、その穏やかな表情が人々の信仰を集めています。

伊佐須美神社

四道将軍の父子がそれぞれの道をたどり、東北道の各地を平定した後、この地で出会ったことから「会津」という地名が起こったと伝えられています。
このとき、国家鎮護のため、国土開拓の神様であるイザナギノミコト、イザナミノミコトの二神を新潟県境の御神楽岳に奉斉したことが、伊佐須美神社の起源とされています。 その後、博士山、明神ヶ岳を経て、高田南原の地に遷御し、現在の宮地にご社殿を造営しました。それ以来、産業文化、延寿縁結、交通安全の守護として県内外の人々の深い崇敬を集めています。

お問い合わせ

伊佐須美神社 電話番号:0242-54-5050

立行事稲荷神社

立行事稲荷神社は、今から800年前の草創といわれています。 1536年、会津一円の大洪水やその後の疫病を機に、現在の新鶴駅付近から、遷宮されたと伝えられています。
現在の社殿は、昭和11年、氏子・信者などの寄付で建て替えられたもので、境内には、幹の周囲が4メートルもある杉があり、社の荘厳さを引き立てています。
この神社の信仰は会津一円に止まらず、越後関東方面からも多くの信仰を集めています。

羽黒山神社

岩崎山の頂上に祀られていたのを、葦名氏が築く時に現在地に移したと伝えらています。

石段183段を登った所に神殿があります。

緑の木々に囲まれ、一番上の屋根の頂部に相輪が立っている三重塔の写真

法用寺三重塔

右手は下に、左手は胸元で拳を作り、睨んでいるような顔つきで立っている木造金剛力士像の写真

木造金剛力士像

手前に階段があり、両脇に燈籠がある龍興寺の写真

龍興寺

手前に階段があり、門に提灯が4つ付いている伊佐須美神社の写真

伊佐須美神社

手前に小さな階段があり、鈴につけられた赤い紐が下がっている羽黒山神社の写真

羽黒山神社

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課 商工観光係
〒969-6292 福島県大沼郡会津美里町字新布才地1番地
電話:0242-55‐1191
ファックス:0242-55-1199
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