健康講演会から健康づくりのヒントを紹介します!

更新日:2026年01月13日

腎臓から考える高血圧予防 沈黙の臓器が発するサイン

腎臓は、体の中でいらなくなったものを外に出すお掃除屋さんです。実は血圧をコントロールする大切な役割も持っています。

でも腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、調子が悪くなっても気づきにくいのが特徴です。そのため、高血圧や腎臓病が知らないうちに進んでしまうこともあります。

「最近血圧が気になる…」「腎臓ってどんな働きをしているの?」

そんな方にぴったりの内容です。この機会に、沈黙の臓器からのサインに耳を傾けてみませんか?

日時 令和7年11月29日(土曜日) 13時30分から15時00分

会場 会津美里町役場 本庁舎 2階 大会議室

対象 町民の方どなたでも

参加費 無料 申込不要

講師 公立大学法人福島県立医科大学 腎臓高血圧内科学講座 教授 風間順一郎先生

講師の風間順一郎先生のプロフィールはこちらをご覧ください。↓

福島県立医科大学 腎臓高血圧内科 HP風間順一郎

健康講演会で出た質問とそれに対する風間教授の回答を紹介!

Q1.精製塩と天然塩の体の影響は違うのか。

例)精製塩20gと天然塩20g摂取したときの健康障害リスクのちがい

A.実はあります、心血管障害リスクがあります。天然塩にはマグネシウムが多く含まれていますが、このマグネシウムは心血管障害の予防効果が高いです。減塩食で長生きできない理由の1つとして「マグネシウム不足をきたすから」という意見もあります。(注釈 これは主に天然塩の摂取を制限した場合と考えられます。)

 

Q2.高齢になると味覚を感じにくくなり濃い味付けを好むようになるとお話がありましたが、よく高齢の方が子ども夫婦と同居し「若い人たちの食事だと味が濃くて食べられない」と話を聞くことがあります。本人の食の好みなのかそれとも塩分とともに脂質が多いためなのか。

A.そこは何とも言えません、個人差もあるでしょう。脂分である可能性もあります。高齢になるとあっさりしたものが好みになるので、こってりとしたものを「味が濃い」と表現される方もいます。

 

Q3.血圧目標(診察室血圧130かつ80、家庭血圧125かつ75)は、年齢によるものはあるのか。医師から年相応の値だと言われることも多い。

A.高血圧管理・治療ガイドラインが改訂となり2025年から年齢によっての基準はなくなり、シンプルになった。

130/80mmHg未満(診察室血圧)、125/75mmHg未満(家庭血圧)

6mも歩けない方は、血圧コントロールしても予後はわからない、個別に合わせて考えていく。

 

Q4.腎臓に関して良い食べ物、悪い食べ物があれば教えてほしい。

A.特にない。食べないことが一番悪い。腎臓が悪い人に対しての制限食があるが、その結果長生きできるという根拠はない。何かを制限すると何かが減ってしまう。腎臓にスイカがいいと聞いて、2玉食べて救急車で運ばれた方がいた。何事も腹八分目がよい。

 

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