旧本郷第一小学校跡地整備計画についての提言書

更新日:2026年03月19日

町へ提言書を提出しました

議会政策討論会における議論を踏まえ、令和8年3月17日、町へ提言書を提出しました。

スーツを着た5人が横一列に並び、杉山町長と村松委員長、櫻井委員長が一緒に提言書を持っている写真

写真左から、杉山町長、大竹議長、渋井副議長

旧本郷第一小学校跡地整備計画についての提言書

旧本郷第一小学校跡地利活用については、長年にわたりワークショップや町民懇談会が重ねられ、多様な世代の声と地域の思いが積み上げられてきた経過がある。本事業は単なる施設整備ではなく、本町の将来像を方向づける重要な政策課題であり、将来世代に直接的に影響を及ぼすものである。

こうした経緯を踏まえ、町は当初の公園整備計画から大きく方針を転換し、本郷こども園及び子育て支援センターを併設した公園として整備する新たな方向性を示した。この方針は、子育て環境の充実と世代間交流の創出を目指す政策判断として一定の意義を有するものである。

本議会は、町側の説明を受け、各議員による調査・検討の積み重ねと、政策討論会における議員間討議を通じて多角的かつ慎重に検証を行い、財政の持続可能性、将来負担の妥当性、既存計画との整合性、そしてこれまで積み上げられてきた町民合意との関係について、責任ある議論をつくしたところである。

その結果、本方針の方向性については一定の合理性を認めるに至った。しかしながら、議会は、町民の負託を受けた独立した意思決定機関として、政策の質を高める観点から主体的に検証し、必要な条件と方向性を明確に示す責務を負っている。

とりわけ、本計画を実現可能なものとするためには、町民の合意形成のあり方を改めて検証するとともに、現時点で顕在化している課題について具体的かつ実効性のある 対応を講じることが不可欠である。

人口減少と財政制約が進行する時代にあって、公共投資は将来世代への責任そのものである。今を担う私たちは、説明責任を果たし得る判断を示さなければならない。

以上、次のとおり提言する。

1.住民に対し十分に説明し、合意を得るように努めること。

町民全体に対して説明をする必要があると考えることから、今後実施する説明会や住民懇談会等の会場について検討すること。また、懇談会等だけでは対象が限られてしまうことが懸念されるため、計画の内容等についての周知・発信について、回覧や町公式LINEの利用等、より広く周知できる方法を検討すること。

特に保護者等に対しては、説明の時期や回数について十分に配慮し、丁寧な対応に努めること。

2.町民の意見等を反映させること。

住民懇談会やワークショップ等を通じて、多くの時間をかけて積み重ねてきた意見や議論は、町政における重要な町民意思の表れである。その経過及び趣旨を十分に 尊重し、適切に反映させること。

3.メタセコイヤについて

メタセコイヤについては保存を望む意見もあることから、慎重に検討すること。

ただし、施設整備の設計上支障が出る場合には、伐採もやむを得ないものと考えるが、その際には経過及び理由について丁寧な説明を行うとともに、木材を活用した 記念品の作成など、地域の記憶として残す取り組みについても検討すること。

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