議会議員によるハラスメントを防止するための研修会を開催しました
議会議員によるハラスメントを防止するための研修会を開催
町議会議員によるハラスメントを防止するための研修の一環として、令和6年4月30日、一般社団法人公務員研修協会代表理事である高嶋直人氏による講演会を開催しました。
主な研修内容
議員に求められるコンプライアンス
- 全体の奉仕者(憲法第15条の公務員に議員も含まれる)
- 公務員としての自覚(議員は特別職の地方公務員)
- 厳しい議論と人格攻撃は全く異なるもの
- 議員の権利を最大限尊重しながら、自浄作用が求められる
コンプライアンスとは
- 本来の意味は、法令順守ではなく、使命、責任に忠実であること
- 不祥事防止は最低限のコンプライアンス
- 個人の問題で片づけず、組織的に正しく対策を講じる必要がある
公務員に高い倫理観が求められる理由
パワハラの基本知識
- パワハラは日本の雇用慣行に深く根差した問題
- 人権を侵害することは、能力を発揮する障害となり、個人と組織の双方に甚大な被害を与える愚行
- 言動の受け止めかたは、個人によって異なることに留意する
公務員のパワハラの定義と対策
定義 =「職員に精神的又は身体的苦痛を与える言動」
- 要件1 職務に関する優越的な関係を背景に行われるもの
- 要件2 職員の人格や尊厳を害する、または勤務環境を害するもの
- 要件3 業務上必要かつ相当な範囲を超えるもの
パワハラに該当する言動
暴力、傷害、暴言、名誉棄損、侮辱、執拗な非難、威圧的な行為、実現不可能な業務・無駄な業務の強要、仕事を与えない、個の侵害など
パワハラをする人のタイプ
- 知識不足タイプ
- マネジメントスキル不足タイプ
- 自分に問題を抱えているタイプ
各議員の研修報告については以下の通りです。(議席番号順)
1番 櫻井幹夫 議員

2番 小柴葉月 議員


3番 荒川佳一 議員

4番 山内 豪 議員 欠席
5番 長嶺一也 議員

6番 村松 尚 議員

7番 小島裕子 議員

8番 星 次 議員



9番 渋井清隆 議員

10番 堤 信也 議員

11番 鈴木繁明 議員

12番 横山 知世志 議員

13番 横山義博 議員

14番 根本 剛 議員

15番 根本謙一 議員

16番 大竹 惣 議員


更新日:2024年05月28日