雀林観音
更新日:2017年02月27日
会津三十三観音第29番札所。天台宗雷電山法用寺の雀林観音です。養老四年(720)徳道上人により建立された、会津の中でも最古級の寺で、僧・徳一が恵日寺を開き、会津で仏教を本格的に広める前までは、会津の仏教文化の中枢といえるほど栄えていた。当初の観音堂は、集落の西に建立されたが大同二年(807)の火災で、堂、仏像が焼失し、その後、徳一によって現在の場所に再建され、十一面観音を二躯造立している。この二躯の観音像が法用寺観音堂の本尊として地域の人々に信仰されている。なお、火災により炭化した「火中仏」は現存しているが秘仏ととし厨子に納められている。
- ご詠歌:巡り来て西を遥かに眺むれば雨露繁き古方の沼
めぐりきてにしをはるかにながむればあめつゆしげきふるかたのぬま
雀林観音の基本情報
- 〒969-6274 福島県大沼郡会津美里町雀林字三番山下3554
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
- 備考:集落内は大型バス(45人乗り)まで進入可能。 45人乗り以上の大型バスは、集落内進入できませんので集落入口で待機してください。
雀林観音への交通・アクセス
車でお越しの場合
- 「会津若松IC」から車で約30分
- ETC搭載車は「新鶴スマートIC」から車で約20分
鉄道でお越しの場合
- 「JR只見線 根岸駅」下車、徒歩で約30分
詳しくは、JR東日本のウェブサイト(外部サイトへリンクします)
バスでお越しの場合
- 「会津バス 若松ー新鶴温泉行き 新鶴温泉」にて下車、徒歩で約30分
詳しくは、会津バスのウェブサイト(外部サイトへリンクします)
関連リンク
- 日本遺産 会津の三十三観音めぐり(外部サイトにリンクします)