法用寺
更新日:2017年02月27日
720年に得道(徳道)上人によって創建され、後に徳一大師によって再建されたといわれる、会津で最古級の寺院。会津三十三観音の29番札所にもなっており、「仏都会津」発祥の寺院として、会津の仏教文化を色濃く残す多くの文化財を保有している寺院です。貴重な文化財の中には、平安後期の作とされ2mを超えるケヤキの一木造の木造金剛力士立像(国指定重要文化財)や会津最古の厨子(国指定重要文化財)、室町時代の銅鐘(県指定重要文化財)、また、雪国会津には珍しい三重塔(県指定重要文化財)などがあります。
三重塔は会津に現存する唯一の塔です。安永9年(1780・江戸時代)に完成し、高さは20mを超え、その姿は県内にある三重塔の中でも最も美しいといわれます。
春には会津五桜のひとつである虎の尾桜が咲き誇り、野点茶会も開催されます。
法用寺の基本情報
- 〒969-6274 福島県大沼郡会津美里町雀林字三番山下3554番地
- 料金:観音堂内の文化財を拝観には、御志納金、事前予約が必要。
- 定休日:年中無休
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
法用寺の見どころ
おすすめポイント
三重塔
江戸時代中期(1780年)完成の、会津に唯一現存する塔です。屋根の逓減率(初重から三重までの屋根の大きさの差)が少ないことや相輪までの高さが20mを越すなど、大変美しい塔で、県重要文化財に指定されています。
季節の見どころ
- 銀杏(11月中旬~下旬)
- 虎ノ尾桜(会津五桜)(4月下旬~5月上旬)
イベント
- 法用寺奉納菊花展(開催日:10月27日~11月5日)
- 虎ノ尾桜野点茶会(開催日:4月下旬~5月上旬)
法用寺への交通・アクセス
車でお越しの場合
- 「会津若松IC」から車で約30分
- ETC搭載車は「新鶴スマートIC」から車で約10分
鉄道でお越しの場合
- 「JR只見線 会津高田駅」下車、徒歩で約40分
詳しくは、JR東日本のウェブサイト(外部サイトへリンクします)
バスでお越しの場合
- 「会津バス 若松ー新鶴温泉行き 新鶴温泉」にて下車、徒歩で約20分
詳しくは、会津バスのウェブサイト(外部サイトへリンクします)
関連リンク
- ミサトノ(外部サイトにリンクします)