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さまざまな器が並び、観光客でにぎわう樹ノ音工房。

更新日:2017年03月17日

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2001年にできたという、会津本後焼の中でも比較的新しい窯元です。さまざまな器を販売しているほか、手びねり、ろくろ、絵付けなど多彩な体験メニューが楽しめることもあり、年間を通じてたくさんの観光客が訪れています。運営しているのは、佐藤大寿(大樹)さんと朱音さんのご夫妻。2人の本名から1字ずつ取って「樹ノ音工房」と名付けられました。工房から1分ほど歩けば、土日祝日営業の「cafe yuinoba」でドリンクやスイーツも楽しめます。このカフェは地元陶芸家をはじめ、幅広い作家による作品展示やワークショップ会場としても提供され、作り手とお客様を結ぶ場として活用されています。

しのぎシリーズや起き上がり小法師シリーズが人気。

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店内には伝統的なものと現代的なもの、さまざまな器が並んでいます。朱音さんによると「使って幸せな気分になれるような器を心掛けていますが、いろいろ試していくうちに増えてしまった」とのこと。主なラインアップは、会津本郷焼の伝統的な灰釉や飴釉を使ったもの、器の側面に筋彫りを施した「しのぎ」シリーズ、会津地方の民芸品「起き上がり小法師」をあしらったシリーズ、朱音さんによる優しいタッチの絵付けが印象的な「加彩」シリーズの4種類が挙げられます。中でも人気なのが、起き上がり小法師の箸置きなのだとか。表情豊かな小法師のイラストが観光客を魅了しているようです。

スタッフとともに、自然にこだわった器を追求。

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新たな窯元を立ち上げたきっかけは、佐藤ご夫妻の結婚でした。ご主人の大寿さんは町内の窯元「陶雅陶楽」の長男なのですが、自身の器づくりを追求するために独立を決意。地元の自然素材にこだわり、自身で自作する釉薬、作陶活動に取り組み続けています。工房にはそんなこだわりの器が並んでいますが、その製造は女性を中心としたスタッフたちに支えられているのだとか。中にはお弟子さんもおり、器の製造や体験メニューの指導役を務めながら器づくりの技術を磨いているのだそうです。樹ノ音工房は製造、販売、体験だけでなく、伝統の継承と後進育成の場でもあるのです。

陶器も磁器も生み出す貴重な産地を、次の世代へ。

会津本郷焼は地元で赤土も白磁も取れる点が大きな特徴。どちらか一方だけという産地が多い中、この土地では昔から陶器と磁器が一緒に発展してきました。それだけに窯元によってつくられるものが全然違うのだそうです。そんな会津本郷焼の見どころについて、朱音さんは「それぞれの窯元の個性や器のバリエーションを楽しんでほしい」と話しています。また、この貴重な産地を次の世代にどうつないでいくかについても、いろいろ考えるようになったそうです。会津本郷焼事業協同組合の役員を務めるご主人とともに、自身も町の観光事業に関わるなど、地元や伝統産業の今後に向けた活動にも取り組んでいます。

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